ちょっと真面目な話
今回の記事は、ちょっと真面目なメーカーとしてのお話です。
女の子の写真とか載ってないので、興味無い方はここでスルーして頂ければと思います。
先に大雑把な結論を書くと
「今後の制作・販売はWEB・ABV等の配信を中心にして行きたいよ(涙目)」
です。
それでは以下、細かいことを書きますのでお付き合いできる方はよろしくお願い致します。
えーっと、先ず現在の状況を説明しますと
作品を皆様にお届けする手段としては
①秋葉原・バトル本店で販売
②全国のアキバコム加盟店様で販売
③アキバコム通販
④ABV配信
⑤その他・配信サイト様で販売
が大筋のパターンになっています。
なのですが、皆様もご存知の通り
世の中のコンテンツを生業としている所は、ことごとく無くなる方向へ向かっています。
バトルのお店も(世の中の流れとは違う部分もありますが)統合し
所謂全国のセルショップ様もかなりの数が統合や廃業の流れになってきています。
当たり前なのですが、メーカー直販であるお店やアキバコム・ABVが
一番利益的には良く、当然我々も推奨しているわけでして。
さらに言えば、配信サイトであるABVが一番有り難いわけです。
だって、在庫を抱えなくても良いので・・・。
ABVの良い部分をあげますと、HD画質の作品があるので当然DVD作品よりも綺麗なものが観られます。
ネット環境があれば、スマートフォン一つで観れてしまうという便利さがあります。
一方で、最近、業界的に標準になりつつあるDRM保護付き処理も実装し、観れるけど、ダウンロードできなくなったのが不満。
とのお声もあがっていると聞きました。
私も制作者である前にユーザーでもあるので、その気持ち凄くわかります。本当に。
なのですが、この流れは止まらないと思いますし何よりも
アキバコム・ABVは外国(主に●華●民●和●●だったり、●国だったり)からのサイバー攻撃や違法DLが
普通のサイトよりもかなり割合が多いことから仕方ない部分があります。
同じ理由でDVDの現物データ販売よりも、ABVでのストリーミングを推します。
アキバコム・ABVはIPPAに加入しているものの
実際にそれで救われている状況ではないので、自己防衛をするしかないのです。
でないと、制作できなくなってしまうのです。
とまぁ、ここまで書きましたが
一つ誤解があると思いますので、はっきりさせておきます。
・時代の流れでセル店も縮小・販売も減少
・今はネットの次代配信に移行
っていう印象あると思いますし、それっぽい事を私は書きましたが
違うんです。そうじゃない
そ う じ ゃ な い
んです。これが。
バトル系のお客様は、割合としてまだまだ現物が欲しい方が多く
PC経由やスマフォでの視聴には抵抗があるみたいです。
中には某●国の魔法使いっぽいメーカー作品は、PCで観るタイプだから購入しない。とか。
ご購入くださる方々はご年配の方もいらっしゃるのと
やはり単純にDVDを入れれば観れるというのはシンプルに強いのだなぁと。
それとは別にコレクター色が強いジャンルですし、現物主義は理解できます。
逆にそういう方々だからこそ、ネットに無断アップロードはしないと信じたい部分はあります。
ですが、現実は厳しいのです。
配信主体に切り替えなければ生き残れない
しかし、実際に購入層がスムーズに移行できていない
この状態での恐怖。
こうした中、先日開催されたABVFESは
少しでもカンフル剤になればと企画されたわけです。
で、これからの展望(希望)としては
前の記事で少し触れましたが、Mythos(ミュートス)という
新しく別の企業も交えて作られたレーベルがありまして
これから、少し流れを変える為にリリースのパターンを変える動きがでるかもしれません。
例えば
これまでは
DVD新作リリースされた後に、ABVでリリース(プレミアム会員様は同時OK)
だったものが
ABVで配信が先で、その中でDVD化できるものだけが現物(DVD・Blu-ray)で後日販売
とか。この場合、DVD化の確約は無いので、ほぼ配信限定といっても差し支えないレベルです。
こんな感じになる可能性大です。
差し当たって、先日発売になった
Pro-Lesling THE BEST Ⅰの葵千恵さんと水嶋アリスさんコンビで
女子ボクシング作品を撮影しておりますので
これをMythos(ミュートス)配信限定作でリリースする予定です。
かなりの力作です。
是非ご覧になって頂きたいです。
監督としては、そのー
なんていいますか
どっかでサブスクリプションで成功している会社様or安定したTV局様から
ドカっとご予算頂いて、それで安定した生活と内容を追求できるのが一番なんですけどねー。
インドとか中国とかそういう所ないもんですかねぇ・・・。
古き良きアメリカのGLOW的なやつやりたいです。
知っている方がいらっしゃったら是非!(苦笑)